日系人と在米日本人で組織したアマチュア合唱団がベートベンの第九交響曲“歓喜の歌”を歌うコンサート(Bridge USA and Japan)--日米の架け橋--が7月10日夜、ロスアンゼルスのウオルト ディズニー コンサートホールで開かれました。
総勢362人がデイビット べノア氏の指揮の下、プロのフルオーケストラ アジアアメリカ シンフォニーと共演、晴れの大舞台を踏み、ホールを満たした大観衆を魅了し、感激の渦に巻き込みました。
このコンサートはJBA(南カルフォルニア日系企業協会)が主催。在米日本人と日系人が声を合わせて歌うことで心を一つにし、日米友好の絆を深めるという趣旨の下、週1回2時間の練習を8ヶ月間積み、遂に100年を超える日系史に名を残す壮大なプロジェクトを完結しました。
会員の槇 信人さんがJBAの連絡係としてこの成功に多大な貢献をされました。ご自身は学生時代にグリークラブで鍛えたテノール、奥様はアルトで美声を発揮され、能智さんのご主人はテノール、樋口はソプラノで参加いたしました。LA Times、羅府新報でも合唱団の迫力ある歓喜の歌声が大きく報道されました。
写真: 左から、槙さんご夫妻、槙さんと伊原総領事、終了後に花束を受け取る槙さん
記事: 樋口 千鶴子